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コミックマーケット99の中止とコダックのペーパーとケミカル部門売却

執筆者の写真: 2:3工房2:3工房

コミックマーケット99が2020年の冬に開催されないことが決定しました。これにより2020年はコミックマーケットが開催されない年となりました。

情報系、技術系の同人誌を出版している者としてはとても痛いことです。

コミックマーケットで販売すると目当ての漫画系の同人誌のついで買いを期待できます。ところが通販のみだとそういったことが全く期待できません。実際に出展したコミックマーケット97では40部ほど売り上げましたが、エアコミケ、つまり通販のみの場合は2部しか売れていません。これは大きな差です。

コミックマーケットはそれほど大きい市場なのです。また同じような事を行っている人と直接交流する場でありますからそれがなくなるのも痛いところです。


さらに心配なニュースも流れてきました。Kodak Paper and Chemistry Business Sold to Chinese Company、コダックのペーパーとケミカル部門が中国の企業に売られたというニュースです。(https://petapixel.com/2020/07/13/kodak-paper-and-chemistry-business-sold-to-chinese-company-report/)

ペーパーとケミカル部門と言うことでフィルムはどうなるかが気になるところです。コダックのHC-110などのモノクロの現像液、コダックのカラーペーパーがどうなるのか・・・

場合によっては成分が変わってしまうことや、可能性は低いとは思いますが日本に入ってこなくなるということも・・・フィルム部門は売られていないということですがケミカル部門は売られているのでどうなるか・・・


2020年は波乱の年になりそうです。

ただ落ち込んでいられませんのでできることをやっていきます。冬もエアコミケとして同人誌を出すことを考えております。今までは暗室、という一部の工程を切り取った本を出していましたが次回の本は「実践、ゾーンシステム(仮題)」という本を出そうと考えています。撮影、現像、スキャンおよび引き伸ばしの工程に関しての体験記になると思われます。レンタル暗室は県内にあるので、すべての作業は県内で完結できます。


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