top of page
検索

アサヒカメラ休刊について思うこと

執筆者の写真: 2:3工房2:3工房

皆さんが存知の通り94年の歴史をもつアサヒカメラの休刊が発表されました。あらゆる情報がインターネットで手に入る時代ですのでこれも一つの流れかもしれません。


かくいう私もアサヒカメラについては数年前までは全くと言って良いほど読んでいませんでした。アサヒカメラについてのイメージはオッサンが読む雑誌というものでした。そして毎年号によって特集が決まっている雑誌、面白みがないとも考えていました。


しかし、ここ最近は特集によってはアサヒカメラを手に取り、購入することも増えてきていました。スナップと盗撮の問題、銀塩写真の話題、加工の話題・・・最近話題、議論に上がっていることを取り上げる回数が増えてきたように思えました。アサヒカメラも面白くなってきたじゃないか。そう思える様になった矢先の休刊でした。


カメラ雑誌はこれからも休刊していく雑誌が増えていくように思えます。そうだとしても時代の流れであると思えます。


そうしますとネットにおけるカメラ、写真の情報はますます重要性を帯びてくることになります。そうなると懸念される事もあります。情報の正確性です。

よくよく言われることですがインターネットにおいては誰でも簡単に情報を発信できます。それ故情報の正確性に疑問が生じる事もあります。

ですので私のHPでは実際に試してみた感想や、資料の引用元をはっきりとさせていきたいですね。


またこれはもともとカメラ界隈の話ではないのですがtwitterにおいて「若い子はネットに情報がないと諦めてしまう」という話が出てきました。元々バイクにおける話でしたがこれはカメラ関係にも言えると思います。

「最近の若い子は根性がない」というのは簡単です。そして若い人が入り込まない界隈はどうなるか。行く先は消滅です。現状ただでさえカメラが売れなかったり、フィルムが売れず廃盤になっていく現状で若い人が入ってこないとさらに状態は悪化するばかりです。欧米ではフィルムの販売量が若干回復してきていますが日本では減少するばかりです。

海外の方の情報に目を向けて見ると今でもフィルムカメラのガイドブックが出版されておりなかなか良いものもあります。ネットでも様々な情報交換が行われているようです。


「海外ではこうである、それに比べて日本は」という話は私が最も嫌いなものです。いわゆる出羽守ですね。では自分ができることはどういったことがあるか。若い子たちにもとっつきやすい情報の発信、海外で話題になっていることを自分でも試してみて紹介することが自分のできる事であると考えています。


若い子にとっつきやすい情報の発信の仕方は何か。個人的に動画による解説ではないかと思います。最近は漫画よりYouTubeが人気であったりしますからね。どうやら漫画を読むことは結構苦痛である子もいるようです。その是非はともかくとして動画による発信をぼちぼちと始めています。HPにYouTubeやニコニコ動画のマイリストのリンクを張ってありますのでみていただけると嬉しいです。そしてなにより新たな情報が入ってくると嬉しいです。ここは違うのではないか、こういった方法もある。こういったことを解説して欲しいという事がありましたらコメント等で伝えてくれるとありがたいです。作者にすぐにメッセージを伝えることができる、これはネットの最大の武器ですね。


ですのでこれからもネットを通じて色々と情報を発信できると良いと考えています。今後もよろしくお願いします。

閲覧数:30回0件のコメント

最新記事

すべて表示

一部コンテンツの削除について

メルカリ等にて映画用のフィルムをパトローネに詰め替えて売っている人が見受けられます。また、コダックの販売サイトから学割の映画用フィルムがなくなっております。コダックの発表を読んだ限りでは「学割の映画用フィルムの販売数と映画の発表数が合ってないから学割をやめる」という趣旨だと...

Comments


bottom of page