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  • 執筆者の写真2:3工房

近況報告

 ご無沙汰しております。近況の報告をいたします。

 7月に銀塩写真工房アルジャンさんにおいて開催されたゾーンシステムワークショップに参加いたしました。私以外の参加者の皆様がシノゴのカメラを持ち出される中、私はロクロク判・・・他の方々の気合いを感じました。講師の中島秀雄先生のご指導の下、フィルムの感度測定からはじまり、現像時間の検証、実際の撮影、引き伸ばしの実技を2日間にかけて行いました。ゾーンシステムについては今までオンラインの講義を聞いたのみでしたが実技を行いますとこれはこうだったのかという理解が深まりました。また今回初めてステンレスタンク、バライタ紙を使いましたがどちらも今まで使っていたプラスチックタンク、RC印画紙と違った良さを発見することも出来ました。今後もゾーンシステムに関する理解を深めていきたいと考えています。そして自分の美術に関する知識の不足を痛感する結果となっております。技術に関してはこれからもどんどんと身につけていける自信はありますが、美術に関する知識と言いますか物の見方に関しては本当に幼稚園児レベルです。これから美術館を訪問していく、写真集を見ていく、芸術に関する知識を身につけていく所存です。受験に必要ないと考え、美術、音楽を学生時代に投げ捨ててしまったことを後悔しております。まさかこの歳になって音楽、芸術の大切さを思い知らされるとは思いませんでした。

 8月にコミックマーケット100が開催され、私も当選しておりましたが、新型コロナウィルスの感染拡大のため二回連続で欠席しました。残念ですが職業上感染して職場に広げると大事になりますので・・・同人誌は印刷していましたのでBOOTHにて「フィルムにまつわるエトセトラ」を販売中です。気になる方は注文お願いいたします。

 さて、今後ですがモノクロフィルムの現像時間を算出する方法が昔の書籍に書いてあったのでこれを検証する事と、ゾーンシステムに対する理解を深めること、芸術、写真に積極的に触れていくことを目標にしていきます。あとはカラーのプリントについても知識を付けていきたいと考えています。カラー暗室のワークショップに参加したいです。

 皆様もお気を付けてお過ごしください。

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